吉三だより
吉三だよりー平成26年4月号
四月・旅立つ時
本土では、桜満開となりました。
これから約二ヶ月かけて日本列島を北へくと進んで行きます。
お花見の習慣のない島とは違い、短い花の時期を楽しむ本土の習慣もまたオツなものです。島では旧暦の三月三日の漁なぐさみが本土の花見にあたると思います。まわりを海に囲まれた島ならの行事で懐かしく思い出します。また四月は旅立ちの月でもありますが、徳之島絆ファームでも一名、大阪の会社にも徳之島から一名、ベトナムから一名の新入社員を迎えることができました。
それぞれが、それぞれの立場でお互い切磋琢磨して成長していけたらと心より願っています。
話は変わりますが、毎週土曜日の朝日新聞に聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生のコラム「一０二歳の私の証あるがまゝ行く」があり、いつも楽しみにしていますが、その中で『卒業式という「始まりの日」』という一文がありました。
ひとつの区切りをつけて新しく旅立つ全ての人達へのメッセージ。一〇二歳とはとても思えない感性豊かな優しい心そのままのコラムを機会があればぜひ読んでいただきたいと思います。感謝！
はつみ記
補足：日野原重明先生のコラムは、朝日新聞デジタルで読むことができます。全文の場合は会員登録が必要です。(http://www.asahi.com/)
先月オープンした亀津地区の植物工場「神田福祉農園」。今月号は、植物工場で活躍中の徳之島絆ファームのスタッフの様子をレポートしたいと思います！
徳之島絆ファームのスタッフはお揃いのユニフォームも板につき、植物工場の仕事にも慣れ、毎日集中して作業をこなしています。水耕栽培で育って野菜たちの栽培、収穫、集荷場にて厳しい検査。真剣に取り組むスタッフの姿に指導員の栄元氏も驚くばかり。どんどん収穫できる喜びにスタッフもとりこになっているようです。
青々とした野菜たちは販売を待つばかり。まもなく販売を開始予定で準備中です。
絆ファームのスタッフが育てた健康な野菜たちが店頭に並ぶ日も近いでしょう！
大阪ほっとニュース！
今月は、大阪より「ほっとニュース」と言うことで、この四月から、徳之島から大阪に就職した青年のお話をします。
株式会社カネタに新入社員として四月より働いているのは、勝優作さん１８歳(写真左)。
毎日大きな声で朝の挨拶から始まり、ラジオ体操・朝礼、一斉掃除。
初めは戸惑うことも多く、困っていた勝さん。優しく頼もしい上司、島本さん(写真中央)に指導していただき、テキパキ仕事をこなして行きます。
物覚えの早さには島本さんも驚いたそうです。ベトナムから来た同じく新入社員のチェンさん(写真右)とともに、「毎日があっという間に終わってしまいます。」と笑顔で言ってくれる若者たちに先輩一同脱帽です！ご縁に感謝いたします！
徳之島ほっとニュース！
平成２５年度全国高等学校選抜卓球大会が滋賀県で先月の３月２６日～２８日開催されました。
鹿児島商業高等学校 中村海王選手(２年生)が男子シングルス(２部)に出場。惜しくも予選リーグで敗退しましたが、試合結果は素晴らしいものでした。
予選リーグでは、埼玉・本庄第一の小林選手に３－０勝ち、静岡・島田樟誠の松下選手には３－１の接戦で破れ予選リーグを抜けることができませんでした。
中村選手の活躍は、島のみんなの力となり卓球少年少女の希望となること間違えなしです！
中村選手、ありがとう！こらからもがんばってください。
★お知らせ★ 次回の第４回全島一学生卓球大会は、 4月13日(日)開催予定！
(徳之島学生強化部会 新田 電話：８５－３７７２)
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